もしかして病気のサイン？手のしびれの原因と対処法

手のしびれのお悩みの方へ

最近、手先にピリピリとした違和感や、物をつかみにくい感覚を覚えることはありませんか？
50代以降の方に多く見られる「手のしびれ」は、年齢や生活習慣の変化とともに現れやすくなります。
「年のせいかな」と見過ごしてしまいがちですが、実は首や背中のこり、姿勢の乱れが関係していることも。
当サロンでは、手のしびれにお悩みの方に寄り添い、心と体のバランスを整えるお手伝いをしています。
この記事では、手のしびれの原因や日常でできるケア、当サロンの考え方をご紹介します。

「手のしびれ」は特に50代以降の中高年層に多く見られます。

年齢別の「手のしびれ」の傾向

加齢による神経や関節の変化が主な原因で、特に中高年女性に多い傾向があります。
１．50代以降の男女
〇頚椎症性神経根症：加齢による頚椎の変形で神経が圧迫され、首〜腕〜手にしびれが出る。
〇手根管症候群：手首の正中神経が圧迫され、親指〜中指にしびれ。夜間や朝に強くなる。
〇肘部管症候群：肘の内側で尺骨神経が圧迫され、小指側にしびれや握力低下が起こる。
2．更年期以降の女性（40代後半〜60代）
ホルモンバランスの変化により、関節や神経の保護作用が弱まり、しびれや痛みが出やすくなる。
〇へバーデン結節・ブシャール結節などの指の変形性関節症も関連。
〇糖尿病患者（年齢問わず）
〇糖尿病性末梢神経障害：血糖の影響で神経が傷つき、両手足に左右対称のしびれが出る。

3．若年層でも起こるケースは？
〇長時間のスマホ・PC使用による神経圧迫
若い世代でも、手首や肘の使いすぎで手根管症候群や肘部管症候群を発症することがあります。日常生活の中で背中が丸くなって来たり、猫背っぽくなって来るのも起因の一つです。
〇ストレスや姿勢の悪さによる一時的なしびれ
一時的な血流障害や筋緊張によって、若年層でもしびれを感じることがあります。長時間首に負担のかかる姿勢で読書やゲームなどをしてても指先などの末梢血管に血液が均等に行かなくなりしびれが起こります。

手のしびれ症状

手のしびれの症状は人によって異なりますが、よくあるのは以下のようなものです。
指先がピリピリする、ジンジンする
朝起きたときに手がしびれている
ペンを持つ、ボタンを留めるなどの細かい作業がしづらい
手に力が入りにくく、物を落としやすい
肘から先、または肩から腕全体にかけてしびれが広がる
これらの症状は、首の動きや姿勢によって強くなったり、和らいだりすることがあります。特に「首こり」や「頸椎の歪み」「胸椎の歪み」があると、神経の通りが悪くなり、しびれが慢性化することもあります。

手のしびれの改善方法

手のしびれを和らげるには、まず日常生活の見直しが大切です。以下のような方法が役立ちます。
姿勢を正す：背筋を伸ばし、首を前に出しすぎないよう意識しましょう
首や肩のストレッチ：軽い運動で血流を促進し、筋肉の緊張をほぐします
温める：首や肩を温めることで、血行が良くなり、しびれが和らぐことがあります
休息をとる：長時間の作業はこまめに休憩を入れ、首や肩をリラックスさせましょう
また、当サロンでは「頸椎の歪み」や「胸椎の歪み」に着目し、やさしく整える施術を行っています。無理のない範囲で体を整えることで、手のしびれの軽減を目指します。

手のしびれから疑われる病気、治療法

手のしびれから疑われる病気

手のしびれが続く場合、以下のような病気が関係していることもあります。
頸椎症：加齢や姿勢の悪化により、首の骨が変形し神経を圧迫する状態
頸椎椎間板ヘルニア：椎間板が圧迫され飛び出し、神経を刺激することでしびれが出ることがあります
胸郭出口症候群：首から肩にかけての筋肉や骨の間で神経や血管が圧迫される状態
手根管症候群：手首の神経が圧迫され、特に親指から中指にかけてしびれが出やすい
これらの状態は、首や背中の「歪み」や「こり」と深く関係していることが多く、日常の姿勢や生活習慣が影響していると考えられています。

手のしびれから疑われる病気の治療法

手のしびれに関係する病気の対処法としては、以下のような方法があります。
保存的なケア：安静、温熱療法、ストレッチなどで筋肉の緊張を和らげる
姿勢改善：猫背やストレートネックを防ぐための生活習慣の見直し
装具の使用：手首や首をサポートする装具で負担を軽減
リラクゼーション：筋肉の緊張をほぐし、神経への圧迫をやわらげる施術
当サロンでは、こうしたケアの一環として、体のバランスを整える施術を行っています。無理のない範囲で、心地よく続けられるケアを大切にしています。

当サロンの手のしびれ改善の考え方

手のしびれの施術要領

当サロンでは、手のしびれに対して「首こり」「頸椎の歪み」「胸椎の歪み」「腋窩動脈（脇の下の血管群）の血流促進」に着目した施術を行っています。
まずは丁寧なカウンセリングで、生活習慣やお悩みの背景をお伺いします。そのうえで、首や背中の筋肉の緊張をやさしくほぐし、姿勢のバランスを整える施術を行います。
強い刺激ではなく、心地よい圧で筋肉をゆるめることで、神経への圧迫をやわらげ、血流を促進します。施術後は「手が軽くなった」「しびれが和らいだ」と感じる方も多くいらっしゃいます。

手のしびれのアフターケア

施術後の状態を長く保つためには、日常生活でのアフターケアが大切です。
当サロンでは、ご自宅でできる簡単なストレッチや姿勢のアドバイスも行っています。
たとえば、首をゆっくり回す体操や、肩甲骨を動かす運動などは、首や背中の緊張をやわらげるのに効果的です。
また、冷え対策として、首元を温める工夫もおすすめしています

手のしびれと首こり・頸椎の歪みの関係

手のしびれは、単に手や腕だけの問題ではなく、「首こり」や「頸椎の歪み」「胸椎の歪み」と深く関係しています。
首や背中の骨の間には、手や腕につながる神経が通っており、これらの骨格が歪んだり、筋肉がこわばったりすると、神経が圧迫されてしびれが起こることがあります。
特に、長年の姿勢のクセや、加齢による筋力の低下、運動不足などが重なると、頸椎や胸椎のバランスが崩れやすくなります。
その結果、神経の通り道が狭くなり、手のしびれや神経痛といった症状が現れることがあります。
当サロンでは、こうした背景をふまえ、単に手先だけを見るのではなく、首や背中の状態を丁寧に確認しながら、全身のバランスを整えることを大切にしています。

まとめ

手のしびれは、日常生活の中で少しずつ進行することが多く、気づかないうちに慢性化してしまうこともあります。
その背景には、「首こり」や「頸椎の歪み」「胸椎の歪み」など、体の深い部分にあるバランスの乱れが関係していることが少なくありません。
当サロンでは、手のしびれや神経痛にお悩みの方に対し、やさしく丁寧な施術と、日常生活でのセルフケアのアドバイスを通じて、心身の負担を軽くするお手伝いをしています。
「どこに相談すればいいかわからない」「病院に行くほどではないけれど気になる」そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの毎日が、少しでも快適で心地よいものになりますように。
手のしびれに悩まない、軽やかな日常を取り戻すお手伝いを、私たちが心を込めてサポートいたします。

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